ブランド進化論 #3 A24
『MONDAY ISSUE』は、ビジネス・クリエイティブ・カルチャーを横断するトピックやストーリーを独自の視点で紐解き、毎週月曜日のコーヒーブレイク(15時頃)にお届けします。
☝️ Weekly Pickup
創造的な一週間のためのヒント
広告を通して生き方を問う無印の思想 『無印良品の企業広告 2003-2025 展 なにもないがすべてがある-』が、11月28日(金)から12月14日(日)までATELIER MUJI GINZAにて開催される。消費社会のアンチテーゼとして生まれ、著名なクリエイターたちが関わりながら「人類への問い掛け」のようなブランドメッセージを発信し続けてきた無印良品。その企業広告と無印良品の思想に改めて触れることで、自分自身の生き方や仕事観を再考するきっかけになるかもしれない。
文化はつくられるのではなく、対話から育つ
ザ・クラッシュやU2といった有名ミュージシャンのステージ衣装デザインを手がけたディレクター『ガス・ケイスリー=ヘイフォード氏』がロンドン東部に2026年4月、新たな文化の拠点『V&A East』を開館。若者が創造性に目覚める「人生を変える瞬間」を作り出すことを目的として、周辺地域の3万人もの若者と対話し、展示内容に彼らの意見を反映させた。ターゲットやペルソナではなく、対話と参加の設計からプロジェクトを始める姿勢は、これからの文化やコミュニティのデザインにおいて重要な視点なのかもしれない。
大人になっても「表現者」でいるための問い 人気ポッドキャスト『超相対性理論』の最新エピソードは「なぜ大人になると人は『表現者』でなくなってしまうのか」。考えてみれば、「仕事」とは本来は「大人たちに与えられた特権」とも言える社会への創造であり表現行為であるはずで、人が仕事を選ぶ時「自分は社会に何を生み出したいのか」という衝動を起点にしていたはずである。しかし、「責任」と「表現」が表裏一体で成立する「仕事」と自分自身の関係は複雑で、時に「責任」の側に支配されているように感じることもある。「責任」を適度に受け止めながら、「表現」や「創造」の歓びと向き合える関係を改めて考えたい。
👉 Feature Article
ビジネス・クリエイティブ・カルチャーのよりよい関係
ブランド進化論 #3 A24
Text by Suguru Itatani
2012年の創業からわずか13年でアカデミー賞21冠、企業価値35億ドルへと成長した映画スタジオ『A24』。そのロゴが映るだけで拍手が起こる現象は、彼らが単なる配給会社の枠を超え、文化的なアイコンとなった証です。『ムーンライト』などに象徴される独自の審美眼と「自由に撮らせる」スタイルは、熱狂的なファンを獲得していきました。『A24』はいかにして独創的かつ圧倒的なファンダムと新しい文化を築き上げたのか?今回は、この謎多き映画スタジオの成功の核心にある「ブランドの真価」と「独自性」について、そのビジネスモデルとクリエイティブ、ブランディング戦略の視点から考察します。
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🚶 Place to Go
都市を歩き「今」を感じる
(出典:Instagram@wineshop_lulu)
lulu(ルル)
ワインショップ&バー / 学芸大学
東急東横線の学芸大学駅から歩いて、5分ほどに構えるワインショップ『lulu』。ナチュラルワインを中心にボトルで購入することも、カウンターでグラス1杯から気軽に楽しむことができるお店。店内のデザインは、オーナー江本真亜耶さんがヨーロッパを巡りながらイメージを深め、マイルストーンの長田篤さんに依頼したもの(長田さんは、『No.』をはじめ『Restaurant Kabi』や『パドラーズコーヒー』等を手掛けている)。異国を思わせるような大きなガラス張りの扉を開けると、落ち着いた色調と光が柔らかく反射する空間が広がり、休日の昼間からワインを飲む時間を特別な体験に変えてくれます。学芸大学という街の空気と同じく、ほどよくカジュアルで、ワインに対して知識がある方でもない方でも行って良かったと思わせてくれる1軒。
301 Service Plans
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